迷うな、進め

2004年11月29日
ここ数日、お友だちから身のひきしまるような助言をいただいていて、
次第に目が覚めてきてます。

誰も悲しませず、何も失わずに、たどりつこうとするには、
あまりにもハードルが高すぎる。
でも、こういうのって恋愛といっしょで、
好きになってしまったら、もうどうしようもないのね。

実は、まだ美術館おっこちたこと、
友だちにも先生にも、就職課の人にも言えないでいます。
「残念だったね」という顔をされるのが嫌で。
そういう顔をされると、期待に応えられなかった自分が申し訳なくて、
ただただ謝りたくなります。
おちてから気づいたけど、
私は本当に現場で働きたいというよりも、
まわりを安心させたかったのかも。
しかし、よく考えるとその安心て何だ。誰のためだ。少なくとも私のためじゃない。

ずっと前に、師匠のひとりであるおかざき先生がおっしゃいました。
「恩返しの方法はたくさんあって、
 私の場合は、漫画を描いて活躍することがそれにあたる」と。
私もきっとそう。
ただ、先生のように悟りの境地にはたどりつけてない。

両手にかかえられる分の荷物しか持てないのに、
あれもこれも持とうとして、勝手に苦しんでいる。
はたから見たら、さぞかし滑稽なことだろう。
「持てない分は置いていけばいいのに」と。

迷うことは必要だけど、私の場合は迷いすぎ。
そして自分の価値観を人に頼りすぎ。

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