絵本に囲まれて

うえの行ってきましたー。大学の友達と。
「絵本がある」というだけで集まる理由になるから楽しい。

こどもの本フェスティバルのためにおのぼりさん。
上野駅を出るのに5分かかった。駅の中は人だらけですごかった。
動物園の列が長々と並び、でも、子どもの本はそうでもなかった。
今年から会計は専用のレジを設けることにしたらしいけど、
そのせいでえらく並んだ。
どの本も20％オフ。
絵本も児童書も全部。まるで天国のようだった。
私は子ども用の料理の本2冊と、
あさのあつこさん（←先生と呼ぶべきなのかしら）の「ガールズブルー」を買った。
帰りの電車と家で一気に読んだ。
あさのさんのすごいところは、人間の行動や心理がリアルだということだと思う。
バッテリーを読んだときも思ったけれど、
登場人物のすべてが「なまいき」だ。いい意味で。型にはまってない。
で、そんななまいきな性格なのに、読者に共感させてしまう術を持ってる。
なぜだろ。
私が高校のときは、もうちょっとばか正直に生きていたけれど、
本の中の主人公の生き方が真に迫ってくる気がした。
あまりにも本の中にひたっていたので、
読み終わったあと、しばらくぼけーっとしたくらい。

GWが着々と終わっていくとこにも少しブルーになった。