愛すべき変人

2008年3月20日
一昨日、1回めの結婚式場打ち合わせに行ってきました
で、もうそろそろドレスの下見に行った方がいいですよ、と言われました。

実は、式場を探すときはすごく真剣だったのですが、
その反動か、ドレス、に全く興味がもてない私。
でも、言われたし行くべか。と思いたち、実家に電話。

私「今日、ドレス見に行ってくる」
母「は? 今日? そういうことはもっと早く言いなさいよ!」

文句を言いつつ、母はついてきてくれました。
ネットで探したドレスショップは、ビルの一角にあって、
私は着せ替え人形よろしく、スタッフさんが選んでくれたものを
次々に着ていきました。
そしたら、一番最後に着たものを見て、母の目の色が変わりました。

母「これ、ステキねえ」

今日入荷したばかりの新作だそうで。
そこは1点ものばかり扱っているところで、取り置きはできず、
明日は祝日だから、気に入った方がいたらその人に譲ってしまうとのこと。
最初は言葉を濁していた母の語気がだんだん強くなって、
決めてしまおうってことになりました。

ドレス吟味日数、一日。人間、やればできる。

ほっとして帰路につき、母はまっすぐ帰ったのですが、
私は、電車キライ病の妹をつかまえるため、池袋で買い物してました。
歩きつかれてねむくなってたころ、妹が登場し、
のどがかわいてたので、ペットボトルのお茶をねだり、ホームで待ってました。

したら、重たい荷物を持ってたせいで腕がぷるぷるしてる妹が、
変な動きしつつお茶を飲むのを見せびらかしてたんですけど、
いきなり。

ごふっ!

と、
お茶、吹きやが…吹いてしまわれたんです。

あれです。
ギャグを言い終わる前に、自分でおもしろくなっちゃった芸人。
奇跡的に前に並んでいた人に、しぶきはかからず。
ぬれねずみの妹を、笑いをこらえつつハンカチで拭きながら、内心、

こいつには勝てない…。

と、思いました。23歳にして、この天然ぶり。
その後、電車の中で、姉は何度もその現場をしゃべりで再現して、
二人して大爆笑でした。
大迷惑です。

でも、こういうとき、この子が妹でよかったなぁって心から思います。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索