肝試し?

2008年7月17日
師匠の教室でした。

今日は講義の前半で珍しく、格差社会に対して
ご自分の意見を述べられていました。
またKガイドでそういう質問があったのかしら?

後半、作品講評は「もう、皆さんは文章はできてきてるから、
厳しいこと言ってきますよ」と前置きした上で、一人一人講評。

私に言われたのは、
●『つらい』と書いているわりにつらさが伝わってこない
●非常識な事柄が起きているのに、主人公が軽く流しすぎ
●かと思ったら、別のことに深くこだわりすぎ
  ↓
 物事をつきつめる子なのか、軽く流す子なのか、
 主人公のキャラが定まっていないので、もう少し考えること
●話の中にはさんだエピソードがうまく活きていない。
 何をやりたいのかがわからない。

物語中に一つゆるみがあると、読者はいつまでもそれをひっぱってしまうので、
読者に「あれ?」と思わせない綿密な計画を練るか、
勢いでぐいぐいひっぱっていく力強さを持たせるか、
少なくともどちらかにしないといけない。

要するに「中途半端ですね〜」ってことでした。

同じ作品で前に言われた「この主人公だと読者は共感しない」を
再度言われることはなかったけど、改善したのかどうかは謎。

始まれば、なるほどーと思っておとなしく聞けるんですが、
言われる前は、一体何が来るんだろう、とどきどきします。
師匠はうまくなればなるほど講評が厳しくなるので、
まだまだということなのでしょう。

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